イナートガス
発生装置
イナートガス発生装置 (IGG)
概要
イナートガス発生装置とは、装備したオイルバーナーを用いて軽油又はA重油を燃焼し作られた燃焼ガスを、スクラバーで冷却、洗浄し、クリーンなイナートガスを発生させる装置です。
装置の構成
主にイナートガス発生装置(IGG) ユニット (バーナー、スクラバー、制御パネル等)/モニターパネル/F.O.ポンプ ユニット/送風機/酸素分析計/コントロールバルブ/逆流防止装置/酸素分析計からなり、IGG ユニットに装備された制御パネルによって操作します。
逆流防止装置はデッキウォーターシールと、ダブルブロック&ブリードバルブの2種類からお選び頂けます。
特徴
補助ボイラーの燃焼ガスを利用するイナートガスシステムに比べ、クリーンなイナートガスを供給出来ます。
ターンダウン燃焼 ( 4 : 1 )
ターンダウンとは燃焼量を減らして運転することをいい、荷役作業の揚げ荷容量に見合ったイナートガス発生量とすることで燃料の消費量が減り、ランニングコストの低減に寄与します。
実績
現在、約160隻の船舶への納入実績があります。(2024年5月末現在)